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義務教育の内容の重要性 物質の循環 から お口の機能、食べる事の重要性①

こんばんは。

横浜市青葉区青葉台 ベルウェルネス青葉台 院長 大屋です。

 

本日は少し基本的なお話をさせて頂ければと思います。

私は大学生時代、歯学部の1年生から6年生までの6年間、県立高校を受験する中学生の塾の講師のアルバイトで算数、数学、理科を教えておりました。

 

当時は20代ということもあり大学の授業が終わってから通学電車に飛び乗り、1クラス20人くらいの教室で大声を出しながら気合で授業をしておりました。

 

歯科医師になっていろんなお話を患者さんにする中で、その当時に中学生に教えていたことの、根本的な大切さを感じた内容を本日はお伝えしたいと思います。

 

(数研出版のWEBサイトより引用)

 

こちらは、当時私が中学生の理科で教えていた「物質の循環」という内容です。

当時はこの図単体で教えおりました。

 

中学校の最初の方では植物の光合成を学びます。

植物は水と二酸化炭素と日光で光合成を行いデンプンと酸素を作る。と習います。

 

 

次に動物の消化を学びます。動物は生きるためにものを食べて消化して吸収すると。

消化器官の流れ、消化酵素などを覚えます。

 

そしてそのまとめとして、

 

自分で栄養を作れるものは生産者と言い、光合成を行い有機物を作る。

自分で有機物を作れないものは外部から摂取するしかないので消費者と言う。

 

消費者の中でも草など植物から栄養を取るものは草食動物、草食動物をから栄養を取るものは肉食動物。

 

そしてそれぞれの死骸などを分解するものは分解者と言い有機物から無機物に分解してし、自然に返す。

その流れとは別に呼吸と言って酸素を吸って二酸化炭素を出す。その二酸化炭素を植物が光合成でしようする。

というような流れを教えていました。

 

歯科医師になり、患者さんにお口の機能の大切さを話していたある日、この図をふと思い出し、虫歯や歯周病などでお口の機能が落ちた場合この有機物の流れが、消費者である我々のお口の機能が低下することで断ち切れてしまうとつながりました。

 

義務教育を受けているときは勉強したくないな、こんなこと勉強して将来何になるんだ、と思うことが多々あり、実際に生徒からもその声を聴くことがありました。

 

しかし、今の私は日々食事をしているヒトはこの流れの中にいて、お口の機能が虫歯や歯周病でなくなってしまうと、この生物界での物質の循環が止まる。

ということにつながり義務教育で習う内容の大切さを大人になってから再認識させられました。

 

歯周病だから、虫歯だからそれを直すために治療するという小さな話ではなく、その治療により消費者として従属栄養生物として外部から栄養を取る為の機能を守っている。

その為に治療に来院頂き、また予防をしていくと皆様にご認識いただければと思っております。

 

機会があれば中学校3年生の患者さんには受験勉強を兼ねてご来院時にこのような話をしているときもあります。

大人になってから義務教育の内容を振り返るととても大切な内容を習っていたんだなとあたらめて気づかされました。

 

ベルウェルネス青葉台

院長 大屋 学

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